無職の状態でも必要に応じて車の購入が必要となることはあるはずです。しかしながら、自費で購入資金を賄えない場合、自社ローンの検討が必要となります。
そこで本記事では、無職が自社ローンを利用する際の注意点や、審査に通りやすくなる方法について解説していきます。
自社ローンは無職でも組める?
結論から言えば、自社ローンであれば、無職でも審査を通過できる可能性があります。自社ローンは中古車販売店が独自に設定している審査基準のもと審査が行われるため、その他のカーローンに比べ、審査が緩い傾向にあります。
そのため、無職の状況でも基準次第では自社ローンの審査には通過できる可能性があることを理解しておきましょう。
自社ローンであれば、無職でもローン契約できる可能性はあります。
無職でも自社ローンの審査に通過しやすくなる方法
本項では、無職でも自社ローンの審査に通りやすくなる方法を解説します。
借入額は最小限にする
自社ローンの借入額を最小限にすることで、審査に通過しやすくなる可能性があります。借入額が高くなればなるほど、審査時に求められる返済能力も高くなります。そのため、収入のない無職状態では高額な借入は不利に働く可能性が高いです。
借入額を抑えることで、審査通過の可能性が高まるため、可能な限り少ない金額で自社ローンの申請を行うことは重要です。
頭金を用意しておく
頭金を用意することで、自社ローンの審査を通過しやすくできます。頭金があれば借入額が少なくなり、返済金額も減少します。
頭金を用意することによって無職であっても審査時に信頼性の面を評価してもらいやすくなります。可能であれば、頭金を用意して自社ローンの申請を行いましょう。
保証人を立てる
保証人を立てることで、無職の状態でも自社ローンの審査を通過する確率を上げることが可能です。保証人を立てることで、中古車販売店側からすれば返済が滞った際に貸付金を回収できないといったリスクヘッジに繋がります。
なお、保証人を立てる場合は収入に安定性があり、信用情報に傷がない方を可能な限り選びましょう。また、保証人になってもらうことは相応のリスクが伴います。しっかりと事前に話をしたうえで、了承を得るよう注意してください。
いくつかの対策を講じておけば、無職でも自社ローンの審査を通過しやすくできます。
無職が自社ローンを利用する際の注意点とは?
本項では、無職が自社ローンを利用する際の注意点を解説します。
保証人の選び方
保証人は誰でもいいというわけではありません。仕事に就いて安定した収入を得ており、過去の信用情報にも傷のない人を選ぶ必要があります。もし仮に収入に安定性がない、信用情報に傷がある場合、審査に影響を及ぼす必要があります。
名義貸しをしない
名義貸しは法律違反です。仮に名義貸しをしてしまった場合、刑法第246条に抵触し、詐欺罪になってしまいます。たとえば、家族の名義で無職の人が車を購入したとしましょう。この場合、名義貸しとなるため法的なトラブルに発展する可能性が高くなります。
自社ローンに限らず、ローンを利用する際は実際に車を運転する人を名義人にするよう注意してください。
審査に落ちる可能性も見据えておく
無職でも自社ローンの審査を通過することは可能ですが、必ずしも通過できるわけではないということは理解しておきましょう。実際に、無職の方が自社ローンの審査に落ちることは珍しいことではありません。
無職状態で自社ローンを利用する際は申請する中古車販売店はもちろん、返済プランや借入額などを事前にしっかりとリサーチしたうえで、慎重に判断することが重要です。
まとめ
本記事では、無職が自社ローンを利用する際の注意点や、審査に通りやすくなる方法について解説しました。自社ローンであれば無職でも審査通過できる可能性があるため、まずは審査の申請をしてみてもよいでしょう。なお、自社ローンを利用する際は、本記事で紹介した内容に注意しつつ、手続きを行いましょう。