車の購入に際して、自社ローンの利用を検討している方も多いのではないでしょうか。自社ローンは比較的審査に通りやすいということもあり、
多くの人が利用しているローン形態の一つです。自社ローンの利用にあたって一つ気になるのは、保証人の必要性です。本記事では、自社ローンの特徴から保証人の必要性などを解説していきます。
自社ローンとは?
自社ローンとは、中古車販売店を通じて車を購入する際に利用できるローンサービスです。販売店が車両の購入代金を肩代わりする代わりに、購入者はその代金をローンの形で分割して支払っていきます。
通常のカーローンとは違い、金利無しで利用できる点も特徴です。
自社ローンはディーラーローンや銀行ローンよりも多くの人に利用されています。
自社ローンの特徴とは?
続いて本項では、自社ローンの特徴について解説します。
審査に比較的通りやすい
自社ローンは審査基準を販売店ごとに独自で設けています。そのため比較的審査基準を緩く設定している販売店も多く、審査に通りやすい点は特徴です。
また、自社ローンでは信用機関への照会をしないため、信用情報に何らかの傷がある場合でも利用しやすい点もメリットといえるでしょう。
金利がない
通常のカーローンでは金利が発生しますが、自社ローンでは金利が発生しません。金利は借入額に対して年額定められた割合で発生するため、支払総額は金利次第で高くなります。
自社ローンでは金利が発生しないため、契約した時点で支払総額を把握できるのは大きな特徴といえるでしょう。
審査が早い
自社ローンの審査は迅速に完了するのも特徴です。ローンによっては審査に数日を要する場合もあり、すぐに手続きを完了させたい方にとってはネックとなるはず。カーローンでは審査に数日から2週間程度要するのが一般的です。
その点、自社ローンであれば数日程度で審査結果を出してくれるため、ローンの契約手続きにスピード感があるのは強みといえます。
自社ローンには審査や金利面でのメリットがあるため、多くの人に利用されています。
自社ローンには保証人が必要?
本項では、自社ローンの保証人について解説します。
結論からいえば、自社ローンにおける保証人の必要性は販売店によって異なります。保証人が必要な自社ローンもあれば、保証人不要で利用できる自社ローンもあります。
また、保証人不要で利用できる自社ローンでは、保証会社を利用して契約を締結する場合が一般的です。保証会社を利用する場合は保証委託の手数料が発生し、契約者負担で支払うことになるため、事前に確認しておきましょう。
自社ローンの保証人に関しては販売店によって必要性が異なるため、事前に確認しておきましょう。
自社ローンで保証人が必要となるのはどんなケース?
本項では、自社ローンで保証人が必要となるケースについて解説します。
収入が少ない場合
自社ローンを利用する契約者の収入が少ない場合、保証人が必要になる場合があります。借入希望額に対して年収が少ない場合が主に保証人を求められるケースとして想定されるでしょう。
また、中には自社ローンの借り入れの際、最低年収を設定している店舗もあります。明確な基準が設定されている店舗において、年収の基準を満たしていない場合、返済能力が十分でないとみなされてしまう場合もあるため注意しましょう。
未成年・学生が申し込む場合
未成年者や学生が自社ローンで借り入れを希望する場合、保証人が必要となります。未成年者の場合、自社ローンに限らずローンを利用する際は法定代理人が必要となり、未成年者だけでローンを契約することはできません。
基本的には両親や親族が保証人となることで、自社ローンの契約を結ぶことになるでしょう。
就職・転職後
就職後、転職後といったタイミングで自社ローンを利用する場合、保証人が必要となる可能性があります。これは勤め先での勤続年数が短く、安定した収入を得ている証明ができないことに起因しています。
就職・転職後間もない場合、保証人を立てることを念頭に入れたうえで動くことをおすすめします。
特定の状況下では自社ローンで保証人が必要となるケースもあるため、注意してください。
まとめ
本記事では、自社ローンの特徴から保証人の必要性などを解説しました。自社ローンで保証人が必要となるのは販売店によって状況が異なります。また、状況によっては保証人が必要となるケースもあるため注意してください。本記事の内容を参考に、自社ローンの利用を検討してみてはいかがでしょうか。