18歳でも自社ローンを契約できる?返済時の注意点も解説

18歳で自社ローンは組めるのか

自動車の購入を検討する18歳の方にとって、「ローンを組めるのか」は大きな関心事です。成人年齢の引き下げにより契約自体は可能になりましたが、実際に審査に通るにはいくつかの条件があります。本章では、自社ローンを中心に、18歳でも車を購入できるための審査条件や契約時の注意点を解説します。

目次

18歳は自社ローンの審査に通る?

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本項では、そもそも18歳でも自社ローンの審査に通過可能なのか解説していきます。

18歳がローン契約を交わすための法的な条件

2022年4月の民法改正により、日本の成年年齢は20歳から18歳へと引き下げられました。これにより、18歳以上であれば、親の同意なしに自らの意思で契約を結ぶことが可能となりました。つまり、18歳でも自社ローンをはじめとした各種ローン契約が法的に認められるようになったのです。

ただし、未成年者(18歳未満)は依然として親権者の同意が必要です。契約自体は可能であっても、ローン会社や販売店が信用や返済能力を審査するため、法的に認められているからといって必ずしも審査に通るわけではない点には注意が必要です。

18歳が審査に通過するために必要な条件とは

18歳でも自社ローンの審査に通過することは可能ですが、そのためにはいくつかの条件を満たす必要があります。まず、安定した収入があることが最も重視されます。たとえ正社員でなくとも、継続的なアルバイト収入や将来的な雇用の安定性が見込めれば評価される場合もあります。

次に、信用情報に問題がないことも重要です。過去に携帯代の未払いなどがあると、信用に傷がついて審査に不利になります。また、保証人を用意できることや、必要書類を揃えて正確に提出することも、スムーズな審査通過のポイントです。

自社ローンの審査とは?

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本項では、自社ローンの審査について解説していきます。

自社ローン審査基準の特徴

自社ローンは、通常のカーローンと異なり、信販会社や金融機関を通さず、販売店が直接ローンの貸付を行う仕組みです。そのため、審査基準が柔軟で、過去にローン審査で落ちた方や信用情報に不安がある人でも通る可能性があります。

特に、職業や年収よりも「現在の返済能力」や「継続的な収入があるかどうか」に重きが置かれるのが特徴です。ただし、販売店によって審査基準は異なるため、審査に通るかどうかは店舗ごとの判断に委ねられます。事前に複数の販売店を比較検討することが望ましいです。

審査通過に向けた準備と必要書類

自社ローンの審査に通過するためには、必要書類の準備と提出が重要です。主に求められる書類としては、本人確認書類(運転免許証やマイナンバーカードなど)、収入証明書(給与明細やアルバイトの明細など)、在籍証明(学生証や社員証)などがあります。また、保証人を立てる場合には、保証人の収入証明や身分証も必要です。

書類をきちんと揃えて提出することで、審査の信頼性が高まり、スムーズな審査通過につながります。特に若年層は不安視されやすいため、誠実な態度と正確な情報提供が鍵となります。

18歳が知っておくべき中古車購入プランとは?

本項では、18歳が知っておくべき中古車購入のプランについて解説していきます。

自社ローンで選ぶべき条件

18歳が自社ローンを利用する場合は、無理のない条件のローンを選ぶことが重要です。まず、月々の返済額が自分の収入に見合っているかどうかを確認しましょう。返済期間を長く設定すれば月々の負担は軽くなりますが、総支払額が増えるためバランスが大切です。

また、金利や手数料の明確な説明があるか、遅延時の対応がどうなるかといった契約内容の詳細もチェックしましょう。さらに、信頼できる販売店かどうかも判断材料の一つです。若年層向けの柔軟なローンプランを提供している店舗を選ぶと安心です。

整備・保証付プランで安心できるようにする

中古車購入後のトラブルを防ぐためには、整備や保証がセットになったプランを選ぶのがおすすめです。特に18歳などの若年層の場合、車に関する知識やトラブル対応の経験が少ないことも多く、万が一の故障や不具合に対応できる保証内容があると安心です。

販売店によっては、エンジンやミッションなど主要部分の保証がついているプランや、納車前の点検整備を徹底しているところもあります。こうしたプランを選べば、中古車でも安心して長く乗ることができ、予期せぬ出費も抑えられます。

費用負担を抑える工夫

車の購入費用を抑えるには、車両価格だけでなく維持費や諸経費も含めた総額を考慮することが大切です。燃費の良い車を選べば、日常のガソリン代を抑えられますし、自動車税や保険料もコンパクトカーや軽自動車の方が安く済みます。

また、販売店によっては「諸費用込み」や「税金・登録費用コミコミ」のプランもあるため、そうしたお得なプランを活用するのも一つの方法です。さらに、メンテナンスパックが付いたプランを選べば、定期点検などの費用を平準化でき、月々の出費をコントロールしやすくなります。

自社ローンの返済時に注意すべきポイント

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続いて本項では、自社ローンの返済時に注意すべきポイントについて解説します。

収入に見合った返済計画

自社ローンを利用するにあたっては、自分の収入に応じた返済計画を立てることが不可欠です。一般的には、月々の返済額が月収の20~30%以内に収まるようにするのが理想とされます。18歳の場合、アルバイト収入などに頼るケースも多いため、急な収入減に備えて余裕のある返済プランを組むべきです。

また、ボーナス払いなどを設定すると、一時的な返済負担を軽減できますが、計画的な資金管理が求められます。無理な返済計画は生活を圧迫し、ローンの滞納につながる恐れがあるため慎重に検討しましょう。

保証・修理・メンテナンスのトータルコスト

車を所有するには、購入費用のほかに、維持費・修理費・メンテナンス費などの「トータルコスト」を考慮する必要があります。特に中古車は購入後に不具合が発生するリスクもあるため、保証内容をしっかり確認しておくことが大切です。

また、定期的なオイル交換やタイヤ交換などのメンテナンス費用も積み立てておくと安心です。販売店によっては、延長保証やメンテナンスパックを提供している場合があり、こうしたサービスを利用することで、将来的な費用の予測がしやすくなり、経済的なリスクを軽減できます。

契約前にローン詳細を確認しておく

自社ローンを契約する前には、契約内容をしっかり確認しておくことが非常に重要です。特に、金利や手数料、返済期間、総支払額、遅延時の対応などは、後々トラブルになりやすいポイントです。販売店によっては口頭説明だけで進められる場合もありますが、必ず書面で確認し、納得してから契約しましょう。

また、契約書に不明な点や不安な条件がある場合は、遠慮せず質問することが大切です。特に18歳の若年層にとっては、初めてのローン契約であることが多いため、慎重な姿勢が求められます。

まとめ

18歳でも自社ローンを活用すれば、条件次第で車の購入は十分可能です。年齢だけでなく、返済能力や保証人の有無といった要素が審査結果に影響します。自分の状況に合った販売店を選び、無理のない返済計画を立てることが、自社ローン審査を通過する第一歩です。

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この記事を書いた人

ママさんやファミリーにとって良い車選びができるように、経験を元にいろんな情報を発信していきます。

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