燃費の良いミニバンランキング!燃費目安や選ぶ際のポイントも解説

燃費の良いミニバン

家族での旅行などに最適なファミリーカーの候補として、ミニバンを考えている方も多いでしょう。しかしながら、ミニバンは燃費が悪いのでは?というイメージを持っている方も多いはず。そこで本記事では、ミニバンの燃費目安や、燃費の良いミニバンランキングを紹介していきます。ぜひ参考にしてください。

目次

ミニバンの燃費目安は?

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ミニバンは車体が大きく、重量もあるため、一般的にコンパクトカーなどに比べると燃費は劣ります。ただし、近年ではハイブリッド車の普及や技術の進化により、燃費性能も大きく向上しています。ガソリン車のミニバンであればおおよそリッター10〜15km、ハイブリッドタイプではリッター20km前後が一つの目安です。

走行条件や積載量、運転の仕方によっても燃費は変動しますので、実燃費とカタログ燃費には差が出ることを理解しておきましょう。購入前には、WLTCモードやユーザーのレビューを参考に、実用的な燃費をチェックすることが重要です。

燃費の良いミニバンを選ぶ際の注意点とは?

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本項では、燃費の良いミニバンを選ぶ際に注意すべきポイントについて解説します。

ミニバンのサイズ

燃費の良いミニバンを選ぶ際には、車体サイズに注目することが大切です。一般的に、車体が大きいほど重量も増し、空気抵抗も大きくなるため燃費は低下します。そのため、5〜7人乗りのコンパクトミニバンは、8人乗りの大型ミニバンよりも燃費が良くなる傾向があります。

家族構成や使用目的に応じて、必要以上に大きな車を選ばないことがポイントです。特に普段の移動が買い物や通勤メインであれば、取り回しの良いサイズで燃費の良いモデルを選ぶことで、経済性と実用性のバランスが取れます。

車両本体価格

燃費の良さに目が行きがちですが、購入時には車両本体価格とのバランスも見極める必要があります。特にハイブリッドタイプのミニバンは燃費が優れている反面、ガソリン車と比べて本体価格が高めです。

長期的に見て燃料代が節約できるかどうかを試算することで、トータルコストの判断がしやすくなります。例えば、年間走行距離が少ない場合は、燃費よりも初期費用の安いガソリン車の方がコストパフォーマンスに優れるケースもあります。車両本体価格に加え、補助金制度や減税なども含めて検討しましょう。

燃費の良いミニバンを購入する際は、サイズや車両本体価格に注意しましょう。

ミニバンの燃費を向上させるには?

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本項では、ミニバンの燃費を向上させる方法について解説します。

車両のメンテナンスを定期的に行う

燃費性能を保つには、車両の定期的なメンテナンスが欠かせません。オイル交換やタイヤの空気圧チェック、エアフィルターの清掃などを怠ると、エンジン効率が低下し、燃費にも悪影響を及ぼします。

特にタイヤの空気圧が低いと、転がり抵抗が増して燃費が悪くなるため、定期的なチェックが重要です。また、エンジンオイルの劣化も燃費に直結します。ディーラーや整備工場での点検はもちろん、日常的に自身でできる範囲のケアを心がけることで、ミニバン本来の燃費性能を維持しやすくなります。

エンジンブレーキを活用する

エンジンブレーキは燃費向上に効果的な運転テクニックの一つです。アクセルを離してエンジンの抵抗で速度を落とすことで、無駄な燃料消費を抑えることができます。

特に下り坂や信号で停止する直前などでは、ブレーキに頼らずエンジンブレーキを意識的に使うことで、燃料の消費を抑えることが可能です。また、エンジンブレーキを活用することでブレーキパッドの摩耗も軽減され、整備コストの節約にもつながります。普段の運転の中で少しずつ取り入れることで、結果的に燃費改善につながるでしょう。

アイドリングを減らす

アイドリングは意外と多くの燃料を消費します。エンジンをかけたままの駐車や長時間の待機は、無駄なガソリンの浪費につながります。特にミニバンのような排気量の大きな車では、アイドリングによる燃料消費量も小さくありません。

信号待ちやコンビニの駐車中など、短時間でもエンジンを止める習慣をつけることで、燃費の改善が期待できます。最近ではアイドリングストップ機能が搭載された車種も多く、無意識のうちに燃料消費を抑えられるようになっています。意識的なエコ運転が家計にもやさしい結果をもたらします。

ミニバン本体の燃費性能が良いとしても、上記のような燃費を悪くする行動はしないように勤めましょう。

燃費の良いミニバンランキング

本項では、燃費の良いミニバンランキングを1位から10位まで紹介します。

1位:トヨタ/シエンタ

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トヨタのシエンタは、コンパクトミニバンでありながら室内空間の広さと使い勝手の良さを兼ね備えています。ハイブリッドモデルの燃費はWLTCモードで約28.8km/Lと、ミニバンの中でもトップクラスの低燃費を誇ります。

加えて、3列シートで最大7人乗車が可能な点や、スライドドアによる乗降のしやすさもファミリー層から高く評価されています。小回りが利くサイズ感と先進の安全装備も充実しており、街乗りから遠出まで幅広く対応。燃費と実用性のバランスに優れた1台です。

2位:トヨタ/ノア

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トヨタ ノアは、ミドルサイズのミニバンとして高い人気を誇る車種です。最新モデルではハイブリッド車の燃費が約23.4km/Lと優秀で、家族全員が快適に乗れる広い室内空間も魅力の一つです。

特に2列目と3列目の足元空間が広く、ロングドライブでも疲れにくい設計になっています。また、安全運転支援システム「Toyota Safety Sense」も標準装備されており、燃費だけでなく安全性にも優れています。燃費性能と実用性の両立を重視するユーザーにおすすめのミニバンです。

3位:トヨタ/ヴォクシー

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トヨタ ヴォクシーは、ノアと並ぶ人気のミドルサイズミニバンで、スタイリッシュな外観と快適性が魅力です。ハイブリッドモデルの燃費はおよそ23.0km/Lと高水準で、低燃費ながらも高級感のある内装や多彩なシートアレンジが支持されています。

ファミリー層はもちろん、アウトドアやレジャーに使いたいユーザーにも好適です。安全装備も充実しており、スマートアシストや自動ブレーキなどを搭載。デザイン性と実用性、燃費のバランスを求める方にぴったりの1台です。

4位:日産/セレナ

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日産 セレナは、e-POWER搭載モデルが登場して以来、燃費性能が大幅に向上しています。e-POWERはモーター駆動ならではの静かで力強い走りと、実燃費20km/L前後の高効率が魅力です。室内は3列シートを採用し、大人数での移動も快適。

さらに、プロパイロットによる自動運転支援機能や広々とした荷室空間など、ファミリーユースにぴったりの装備が整っています。燃費・快適性・安全性の三拍子がそろったセレナは、コストと性能を両立したい方におすすめです。

5位:ホンダ/ステップワゴン

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ホンダ ステップワゴンは、広い室内と使い勝手の良さが特徴の人気ミニバンです。最新のe:HEVモデルでは、ハイブリッドシステムの採用により、燃費はWLTCモードで20km/L超を実現しています。

リアゲートが縦横に開く「わくわくゲート」や多彩なシートアレンジ機能など、日常の利便性にも配慮された設計が魅力です。また、ホンダの先進安全機能「Honda SENSING」も標準装備。長距離運転でも疲れにくく、ファミリー層にとって安心して選べるミニバンです。

まとめ

燃費の良いミニバンは、家計にやさしいだけでなく、環境負荷の低減にも貢献する選択肢です。購入時には、燃費性能だけでなく車体サイズや価格、使用シーンに合ったモデルを選ぶことが重要です。また、日々の運転や定期的なメンテナンスを通じて、実際の燃費を向上させる工夫も必要です。本記事で紹介した車種やポイントを参考に、ライフスタイルに合った最適な一台を見つけてください。

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この記事を書いた人

ママさんやファミリーにとって良い車選びができるように、経験を元にいろんな情報を発信していきます。

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