小さな子供がいる家庭では、チャイルドシートを車に設置する場合も多いでしょう。コンパクトカーはチャイルドシートの設置がしづらいように思われますが、実はチャイルドシートを設置しても室内空間にゆとりを持てる車種も多く存在します。そこで本記事では、チャイルドシートが設置可能な室内空間の広いコンパクトカー10選について解説します。
コンパクトカーにチャイルドシートは設置できる？
結論からいえば、コンパクトカーにチャイルドシートを載せることは可能です。
しかしコンパクトカーの車種ごとに、後部座席の広さは異なります。そのため車種によっては、チャイルドシートを設置することで少し室内が窮屈になってしまう場合もある点には注意が必要です。
チャイルドシートを設置して運転する機会がある場合、使用しているチャイルドシートの大きさと、室内空間の広さを事前に確認しておくことが必須といえます。
コンパクトカーにチャイルドシートを設置する際の確認事項とは？
本項では、コンパクトカーにチャイルドシートを設置する際にチェックしておくべきポイントについて解説します。
後部座席のスペース
チャイルドシートを設置する場合、ほとんどの家庭が後部座席にチャイルドシートを設置し、使用することになるはず。
チャイルドシートを設置には多くのスペースを要するため、後部座席側のスペースにどの程度のゆとりがあるか、チェックしておく必要があります。
そのため、まずコンパクトカーの室内長、室内幅、室内高を把握したうえで、チャイルドシートを設置しても十分な空間を確保できるか、しっかりと確認するようにしましょう。
スライドドア
チャイルドシートを使用する場合、積み込みを行う際の利便性も考慮する必要があります。チャイルドシート持って車に積み込む際は両手がふさがってしまうため、積み下ろしを考慮すると、スライドドアが付いているコンパクトカーの方が望ましいでしょう。
チャイルドシートの設置や積み下ろしが楽にできるか、事前に確認しておきましょう。
コンパクトカーにはマッチするチャイルドシートは回転式？固定式？
コンパクトカーでチャイルドシートを使用する場合、おすすめなのは回転式のチャイルドシートです。
コンパクトカーの場合、ミニバンなどと比べると室内空間はどうしても狭くなります。固定式のチャイルドシートの場合、ベルトの装着時に大人が体を乗り出して着ける必要が出てくるため、窮屈さを感じてしまう可能性があるでしょう。
その点、回転式のチャイルドシートであれば自身の身体側にチャイルドシートを向けることができるため、乗せ降ろしが楽になり、大人の負担を軽減することが可能です。
チャイルドシートの設置も楽々！室内空間の広いコンパクトカー10選
本項では、チャイルドシートの設置も楽な室内空間の広いコンパクトカー10選を紹介します。
トヨタ/アクア
室内長：1,830mm
室内幅：1,425mm
室内高：1,190mm
アクアはハイブリッド車のみで展開されているコンパクトカーです。コンパクトカーならではの程よいサイズ感でありながら、室内空間も広々としています。
また、ボディカラーも多色展開されているため、カラーリングを楽しめるのも特徴です。
スズキ/スイフト
室内長：1,910mm
室内幅：1,425mm
室内高：1.225mm
スズキのスイフトは優れた走行性能や、室内空間の快適性が魅力のコンパクトカーです。長時間座っても疲れづらいシート設計がされており、長時間のドライブでも快適に過ごすことができます。また、メタリックブルーが印象的なスポーティーなデザインもスイフトが人気を集めている要素となっています。
日産/ノート
室内長：2,065mm
室内幅：1,390mm
室内高：1,255mm
日産ノートはe-POWERを搭載したエコ性能の高いコンパクトカーです。先進安全技術による360°セーフティサポートなど、安全性能にも優れている点が魅力。広々としたコンパクトカーでありつつも、性能も一級品のモデルといえます。
ホンダ/フィット
室内長：3,990mm
室内幅：1,695mm
室内高：1,515mm
ホンダのフィットは室内空間の広さが特徴のハッチバックタイプのコンパクトカーです。また、荷室も広々としており、ラゲッジルームの開口部も大口に設計されているため、大きな荷物が積み下ろししやすい点が強みといえます。
スズキ/クロスビー
室内長：2,175mm
室内幅：1,355mm
室内高：1,280mm
クロスビーの特徴はシートのアレンジ性能と、ゆとりのある後部座席の空間です。チャイルドシートを設置した場合も十分な空間を保てます。
また、運転支援機能も充実しており安全に運転できるため、ファミリーカーへの適性が高い点も強みです。
マツダ/MAZDA2
室内長：1,805mm
室内幅：1,445mm
室内高：1,210mm
MAZDA2の特徴としては、ディーゼルエンジンや1.5リッターガソリンエンジンの搭載による優れた走行性能が挙げられます。
またデザイン面でも上質で高級感のある仕上がりとなっているため、外観を重視したい方にもおすすめのコンパクトカーといえます。
トヨタ/パッソ
室内長：1,975mm
室内幅：1,420mm
室内高：1,270mm
パッソはスッキリとしたボディデザインや、13色から成る多彩なボディカラーが特徴です。また、車両の周辺を搭載された4つのカメラによって確認できるため、駐車が苦手な方、運転が不得意な方にもおすすめできるコンパクトカーとなっています。
トヨタ/ルーミー
室内長：2,180mm
室内幅：1,480mm
室内高：1,355mm
ルーミーは室内空間の広いスーパーハイトワゴンの特徴をコンパクトカーに採り入れたモデルとなっているため、非常にゆとりのある室内空間が特徴です。
また、後席ドアが両側スライドとなっているため、チャイルドシートの積み下ろしも楽にできます。
スズキ/ソリオ
室内長：2,515mm
室内幅：1,420mm
室内高：1,360mm
ソリオはミニバンにも引けを取らない広々とした空間を備えたコンパクトカーです。また、スライドドアも付いているため、チャイルドシートを積み下ろしする際も負担を感じずに行えます。
トヨタ/ヤリス
室内長：1,845mm
室内幅：1,430mm
室内高：1,190mm
ヤリスは後部座席にも広い空間を確保して設計されているコンパクトカーです。また、ハイブリッド車、ガソリン車共に高い燃費性能が特徴で、燃費を重視したい方にもおすすめできるモデルとなっています。
まとめ
本記事では、チャイルドシートを設置してもゆとりのある室内空間の広いコンパクトカー10選や、コンパクトカーに適したチャイルドシートのタイプなどを紹介しました。赤ちゃんを乗せる以上、後部座席の空間とチャイルドシートの積み下ろしがしやすいスライドドアは必須です。本記事で紹介したコンパクトカーを参考にしつつ、マッチする車種を探してみてはいかがでしょうか。
