ファミリー層におすすめのコンパクトカー10選!選び方も解説

ファミリー向けのコンパクトカー

ファミリー向けの車の選択肢の一つに、コンパクトカーがあります。本記事を読んでいる人の中にも、家族用の車にコンパクトカーを検討している方は多いのではないでしょうか。しかしながら、コンパクトカーをどのように選べばよいか、分からないという場合もあるでしょう。そこで本記事では、ファミリー向けのコンパクトカーのおすすめ10選や、コンパクトカーの選び方について解説します。

目次

コンパクトカーの定義とは

コンパクトカーの定義
結論からいえば、コンパクトカーに明確な規格はありません。一般的に乗用車の区分は軽自動車、小型乗用車、普通自動車に区分されますが、それぞれ以下のようにカテゴライズされます。

軽自動車: 車体サイズ3,400mm×1,480mm×2,000mm以下/総排気量660cc以下
小型乗用車:車体サイズ4,700mm×1,700mm×2,000mm以下/総排気量660cc以上2,000cc以下
普通自動車:車体サイズ4,700mm×1,700mm×2,000mm以上/総排気量2,000cc以上

上記を踏まえたうえでコンパクトカーのサイズを考えると、コンパクトカーは区分として「小型乗用車」にカテゴライズされます。そのため、全長が4,700mmを超える場合、総排気量が2,000cc以上の場合には、コンパクトカーではなく、普通自動車に区分されます。

また、全長4,200mm以下、総排気量1,500cc以下というのもコンパクトカーの一般的な基準としている場合もあるため、こちらを一つの基準としてみることも可能です。

コンパクトカーの車種は?

コンパクトカーの車種
本項では、コンパクトカーの車種について解説します。

ミニバン

ミニバンとは、ワンボックスタイプの3列シート車です。

乗車可能人数も多く、ラゲッジスペースも広めにとられているため、ファミリー層が利用する車として人気があります。日常的な運転はもちろん、アウトドアやレジャー、仕事まで幅広い用途に対応できるのがミニバンの強みといえるでしょう。

SUV

SUVとはSports Utility Vehicleの略称です。日本語では、スポーツ用多目的車と呼称されます。

SUVに明確な定義はありませんが、SUVにカテゴライズされる車には、「荷室の広さ」「悪路でも高い走行性能」「最低地上高の高さ」が共通していることが多く、これらの特徴を持った自動車をSUVと呼称するのが一般的です。

なお、SUVのうちコンパクトカーにカテゴライズされるものはコンパクトSUVと呼ばれ、全長4,400mm、総排気量660cc以上の車とされています。

ハッチバック

ハッチバックとは、トランクルームを持たない車を指します。

車室と荷室を隔てるものがなく、後部座席は折りたためるようになっているタイプが多い車種です。ハッチバックの強みはスペースを広く使える点や、荷下ろしが楽にできる点などが挙げられます。

ハッチバックがマッチする人としては、買い物をまとめてする方や、頻繁に旅行にでかける方などが該当するでしょう。

コンパクトカーをどういった目的で使用するかによって、マッチする車種も変わります。

ファミリー向けコンパクトカーの選び方とは?

コンパクトカーの選び方
本項では、ファミリー向けのコンパクトカーを選ぶ際のポイントを解説します。

乗車人数

家族でコンパクトカーを利用する場合、乗車可能人数は必ず確認しておきましょう。

コンパクトカーの乗車可能人数は5人となっている場合がほとんどですが、輸入車やスポーツタイプのコンパクトカーの場合、乗車人数が4人となっている場合もあるため、注意が必要です。

車両本体価格

車両本体価格も選定時に無視できないポイントです。どの程度の価格帯でコンパクトカーを購入しようと考えているかによって、購入できる車種も限られてきます。

なお、コンパクトカーの価格相場ですが、国産のコンパクトカーで一番安い車種は119万9,000円(希望小売価格)となっています。そのため、上記の価格を基準に予算を設定してみるのが無難といえるでしょう。

スライドドアの有無

家族でコンパクトカーを利用する場合、スライドドアの有無も製品選定時に注意すべきポイントとなります。

たとえば小さな子供やお年寄りが乗る場合、スライドドア付のコンパクトカーであれば楽々乗り降りできます。安全面を考慮しても、スライドドアはマストとして考えておきたいところです。

燃費で選ぶ

コンパクトカーを購入する際の選定基準に燃費性能があります。現在流通しているコンパクトカーにはハイブリッド車で燃費性能が高い車種も多いため、燃費性能を基準にして製品選定するのも一つの手です。

なお、燃費の良いコンパクトカーを利用することで、給油の回数も減り、燃料費が削減されるため、長期的なコストカットを考慮しても重要なポイントといえます。

用途に応じて、マッチするコンパクトカーを選択しましょう。

ファミリー層におすすめのコンパクトカー10選

本項では、ファミリー層におすすめのコンパクトカーを10車種紹介します。

①スズキ/ソリオ


スズキのソリオは走行性能、安全性能に秀でたコンパクトハイトワゴンです。

コンパクトなボディながら広々とした室内が特徴で、荷室に荷物を載せた状態でも、快適に5人乗りできます。

また、スズキセーフティサポートを搭載しており、夜間走行時の歩行者検知など、充実した安全性能を備えているため、ファミリー層でも安心して利用することが可能です。

②トヨタ/アクア

トヨタ・アクア
トヨタのアクアは、ハイブリッドコンパクトカーです。Z、G、X、GR SPORTの4グレードから構成されており、全てハイブリッド車となります。

アクアの特徴として高い燃費性能が挙げられます。カタログ燃費ではWLTCモードで29.3km/L-34.6km/Lを実現しており、世界トップレベルともいわれています。

また、ボディサイズもコンパクトになっているため、小回りが利く快適な運転性能もアクアの魅力の一つです。

③Honda/N-Box

N-Box
N-Boxはホンダが2011年から販売しているコンパクトカーです。子育て中のママが選ぶマザーズセレクションを2年連続受賞した経歴もあり、ファミリー層からも強い支持を得ているコンパクトカーです。

シンプルなデザインや広々とした室内が特徴で、室内高は140㎝。小さな子供が立ち上がっても問題ない室内空間が魅力です。

また、ベンチシート、スーパースライドシート、スロープ仕様と3つの仕様からシートアレンジを選ぶことができる点もN-Boxならではの特徴となっています。

④日産/ルークス

ルークス
日産ルークスは、広々とした室内空間と、ロングスライドシートを備えたコンパクトカーです。

ルークスの室内高は1,390mm、子供が立って着替える際にも問題ない広さが確保されており、快適な空間となっています。

また、可動域320mmのロングスライドシートを備えているため、足回りのスペースが確保でき、長時間のドライブでも快適に過ごすことができます。

⑤トヨタ/ルーミー

ルーミー
ルーミーはトヨタのトールワゴン型コンパクトカーです。

ルーミーはアイポイントが高く、ガラスエリアも広く取ってあるため、運転時の視界を広くとることができ、運転時の安全性の高さが魅力といえます。

また、衝突警報機能や衝突回避支援ブレーキといった安全性能を搭載しているため、お子様を乗せる場合でも安心して乗車することができます。

⑥日産/ノート

日産 ノート
新型の日産ノートは、第2世代e-POWERを搭載しています。e-POWERとは日産独自の技術で、ガソリンエンジンを発電機として利用し、モーターの力で駆動するパワートレインです。

新型ノートではWLTCモードで29.5km/Lと、燃費性能の高さが特徴となっています。燃費の良いコンパクトカーを探している場合、日産ノートは要チェックの車種といえるでしょう。

⑦スズキ/クロスビー

crossbee
スズキのクロスビーは、車内の快適性や、運転性能が魅力のコンパクトカーです。

クロスビーは後席の足回りにゆったりとスペースをとってあるため、長時間のドライブでも快適にくつろげる仕様となっています。

また、クロスビーの最小回転半径は4.7m。かなり小回りの利く仕様となっており、道幅の狭い道路でも取り回しやすい点も魅力の一つです。

⑧マツダ/MAZDA2

MAZDA2
MAZDA2は、シンプルながら高級感のあるデザインと、高い燃費性能が特徴のコンパクトカーです。

内装も高品質で高級感のある印象となっており、エレガントなデザインはMAZDA2の特徴といえるでしょう。また、燃費に関してもスカイアクティブ技術を採用しており、低燃費かつ、快適な運転性能を有しています。

⑨トヨタ/ヤリス

ヤリス
ヤリスは、ヴィッツの後継として2020年に発売開始されたコンパクトカーです。

ハイブリッド車の中では世界トップレベルの燃費性能を誇っており、なおかつ洗練された設計で快適な走り心地を体験できるのがヤリスの魅力となっています。

また、室内空間も広々ととってあるため、長時間のドライブでもゆったりとくつろぐことが可能です。

⑩アウディ/A1Sportback

A1-Sportback
アウディのA1 Sportbackは、全長4,400mm、全幅1,740mmのコンパクトなボディサイズで、快適な運転性能が特徴です。

また、コンパクトカーながらシャープで力強いスポーティーなデザインになっているため、デザインを重視したい方にもおすすめの車種といえます。

まとめ

本記事では、ファミリー層におすすめのコンパクトカー10選や、コンパクトカーの選び方などを解説しました。ファミリー層でも快適に利用できるコンパクトカーは数多くあるため、しっかりとした基準を持ったうえで、ニーズにマッチする車種を選ぶことが大切です。本記事で紹介した内容を参考にしつつ、コンパクトカーを選ぶ際の検討材料にしてみてください。

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この記事を書いた人

ママさんやファミリーにとって良い車選びができるように、経験を元にいろんな情報を発信していきます。

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